フリーのシナリオライターとして活動しています
 そしてハズミとマミヤは選んだ。
 私達と共にあることを。
「でもさ」
 ふと羽澄が声を潜め、近寄ってきた。
「真宮とルカ、何か良いカンジじゃない?」
 二人は再会を心から喜んでいた。
 …ルカめ。一週間前、ケータイを預けた時は平然を装っていたな?
「やっぱ恋って良~よね。オレもまた、恋をしよっかな」
 …よみがえる条件の一つとして、生前の者には会わないというものがある。
 それはつまり、ハズミは義兄を………いや、羽澄はもう死んだんだ。
 もう二度と、現れてはいけない。
 それを分かっているから、ハズミもこう言っているのだ。
「厄介な相手はよしてくれよ」
「大丈夫。オレ、人を見る眼はあるから」
 自信満々にハズミは言った。
「ほお。てっきりシヅキを選ぶかと思ったが?」
「シヅキはそういう対象にはならないよ。まっ、ちょっとは心動いたケド」
 …コイツ、割と浮気性なんじゃないか?
 ジト目で睨むと、ハズミは苦笑した。
「でも今度のオレの本命には、ちゃんと気持ちを伝えるよ」
「傷付いてもか?」
「もちろん! その勇気、キミが教えてくれたからね」
 ハズミは満面の笑顔で、私に抱きついてきた。
「なぁっ!?」
「大好きだよ! マカ!」

【終わり】
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FC2blog テーマ:怪談/ホラー - ジャンル:小説・文学

【2017/07/16 15:01】 | ★マカシリーズ★
【タグ】 小説  マカシリーズ  オカルト  ホラー  映画  携帯彼氏  
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