フリーのシナリオライターとして活動しています
あらすじ
 エイプリルフールに届いた一通の手紙。そこに書かれていた内容は、ウソだと思っていたのに…。
 4月1日、一通の手紙が届いた。
 一枚のカードに書かれていた言葉は、
『アナタを殺しに参ります』
 ウソだと思っていたのに…。


『届いのたのは…』
 4月1日、つまりエイプリルフールに、一通の手紙が届いた。
 黒い封筒で、宛名は真っ赤な文字。
 趣味が悪いな~と思いながら開けると、これまた黒いカードと赤い文字。

『アナタを殺しに参ります』

「…はい?」
 何の冗談かと思い…そこで気付いた。
 今日はウソをついて良い日。
 誰かが手間をかけ、こんなイタズラをしたのだろう。
「バカバカしい」
 カードを封筒に入れようとして、ふと背後に人の気配を感じた。

 ズパッ…!

「がっ!?」
 周囲に血が舞い広がる。
 自分の首が、胴体から離れた。
 ボールのように床にはねて、ゴロゴロと転がり止った。
 そして胴体が、どさっと倒れた。
 なっ何でだ?
 今日はエイプリルフールのはずなのに…!
 視界が黒く染まる中、黒い人物はニヤッと笑った。
「ああ、手紙は今日届いたんですね? 出したのは2日前だったんですけど」
 そう言って手紙を拾い上げた。
 ああ…そうか。
 2日前なら、エイプリルフールじゃないから…。
 ウソつく必要がないのか。

【END】

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【2011/08/31 23:46】 | 【ホラー/オカルト短編集】
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