Hosimure

フリーのシナリオライターとして活動しています

Category [BL・<狂恋> ] 記事一覧

狂恋・7

「それで本当は私の役目、立て直すことではなく、片付ける準備をすることなんです」 片付け…ってまさかっ!「潰すつもりなのか? ウチの会社っ! って、うっ…」 つい力んでしまったせいで、オレの中にある利人を締め付けてしまった。「ちょっ、いきなり興奮しないでくださいよ」 さすがに締め付けがきつかったのか、珍しく苦悶した表情を見せる。「悪い…。でもびっくりして」 しばらく息を整えていると、何とか力が緩んだ。...

狂恋・6

 しかし片足を掴まれ、引っ張られた。 ―逃亡終了。 それどころか掴まれた足を上げられ、アソコが利人に丸見えにされた。「なっ、おいっ!」 制止する声も届かず、香油に塗れた指がオレの窪みに触れた。 にちゃっ…と音が鳴ったと思うと、形の良い利人の指が一本、躊躇いもなく奥まで一気に入れられた。「くっ…!」 思わず顔をしかめ、指をしめつけてしまう。 けれどすぐに体中に熱がジワジワと広がっていく。「うぅっ…」 こ...

狂恋・5

「ああ…。この十年で、結構変わってしまいましたね。雅夜」「お前の方が、変わっただろう?」「そうですか?」 ハーフの恐ろしいところは、成長が凄まじいところだと思う。 高校時代はまだ少年っぽさが残っていたのに、今では一人の男になってしまったんだから。 …しかもフェロモン倍増で。「雅夜、愛していますよ。もう二度と、私の目の前から消えないでくださいね?」「ああ」 利人はメガネをサイドテーブルに置くと、ゆっく...

狂恋・4

「だからそれじゃダメなんだっ!」「何がダメなんですか? お互い愛し合っているのなら、何の心配も不安もないはずです」 利人の強い意志がこもった声に、思わず甘えてしまいそうになる。 だけど…甘えちゃダメだ。 十年前と、同じことを繰り返してはいけない。「オレは…いや、オレがダメなんだ」「雅夜の何がダメなんです?」 利人は両手をオレの肩から頬に移動させ、間近で優しく微笑んで見せた。「私は雅夜の全てを愛してい...

狂恋・3

 利人は当時から注目されてて、反対にオレは普通の生徒だった。 同じクラスにもなったことがなければ、委員会も部活も違っていた。 お互い、縁なんて無いにも等しかった。 なのに利人は高校二年の夏、いきなりオレに告白してきた。 最初は何の罰ゲームなのかと、心底疑った。 けれど利人は本気でオレと恋人になりたいと言ってきた。 高校の入学式でオレを見た時から、一目惚れをしてしまったと…。 それでオレは…学校で人気...

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 現在はフリーシナリオライターとして活動しています。活動記録を掲載していきたいと思っています。「久遠桜」の名前でツイッターもしていますので、よければそちらもご覧ください。仕事の依頼に関しては、メールフォールでお尋ねください。

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