Hosimure

フリーのシナリオライターとして活動しています

Category [BL・<Boys Summer Love!> ] 記事一覧

「Boys Summer Love!」・14

「んっ…?」 由月は僕を片手で抱き締めたまま、もう片方の手を伸ばし、机の上からファイルを取った。「ちょっとコレ、見てくれよ」「何? コレ」 僕は受け取り、ファイルを開いて見た。 内容はここら辺の土地のことだった。 昔、温泉や金が出たという歴史の一覧表もある。「…コレ、由月が研究しているの?」「ああ。昔の資料とか出してさ、まとめてみたんだ」「ふぅん。分かりやすいし、良いと思うよ」「そっか。それでオレ、...

「Boys Summer Love!」・13

 二番目の従姉は伯父と争ってても埒があかないと悟ったらしい。 最近では後継者のような働きをしている為、周囲の人間は二番目の従姉を後継者にと言い出しているみたいだ。「由月ちゃん、大学生になってから、かなり大人になったわよ。アンタ、成長追い抜かれているわね」「うっ…。それは怖いような楽しみなような…」 時々由月の写メが送られてきたけど、見るたびに大人っぽくなっていった。 逆転は…本当にありえるかもしれな...

「Boys Summer Love!」・12

 伯父は絶対由月を手放さない。 それに由月自身も、この土地から離れようとはしないだろう。「そこまで言ってくれるのは嬉しいよ。でも僕を信じてくれないか? 四年間を我慢すれば、その後はずっと毎日、いつでもキミの側にいられるんだ。その為に僕も我慢するし、頑張れる」「雅貴…」 顔を上げた由月の眼は、赤く潤んでいた。 僕は苦笑して、由月の頬を両手で包んだ。 そしてゆっくりと近付き、薄く開いている唇にキスをし...

「Boys Summer Love!」・11

 由月は30分ほどで眼を覚ました。 部屋から出たくないと言うので、由月の宿題をすることになった。 由月は僕の教え方が上手いと言ってくれる。 僕は彼の理解力がスゴイだけだと思うけど、由月がこう言ってくれるから、教師を目指そうと思ったのかもしれない。 やがて空が夕闇に染まると、由月が廊下をじっとみた。「あっ、義兄さん達、来た?」「みたいだな」 由月が立ち上がるので、僕も続いた。「由月くん、雅貴くん、い...

「Boys Summer Love!」・10

「なっ! …雅子か」「雅貴…」 2人はすぐに力を抜いた。「まぁたハデに暴れたわね」 母が感心半分、呆れ半分に周囲を見回す。 確かにいろいろな物が破壊され、いろいろな物がボロボロになっていた。「っ! 雅貴、オレの部屋に行こう」「うっうん」 由月は僕の手を掴み、歩き出す。 床に落ちている物を避けながら、広間を出た。 廊下を歩いている時、由月は何も言わなかった。 だけど部屋に入るなり、ぐったりと座椅子に座...

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 現在はフリーシナリオライターとして活動しています。活動記録を掲載していきたいと思っています。「久遠桜」の名前でツイッターもしていますので、よければそちらもご覧ください。仕事の依頼に関しては、メールフォールでお尋ねください。

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